身体だけでなく、心のサポートを通して
患者さんの気持ちに寄り添うリハビリを。

2017年3月卒業
川合 真央さん　愛知県 私立岡崎城西高等学校出身

豊川市民病院 勤務

運動器・脳血管疾患を中心とした急性期リハビリテーションを担当しています。
患者さんが日常生活を送れるように心身機能の回復を促し、身の回りのことを主体的に対処できるようにサポートするのが仕事です。心身に障がいを持つ方々は、今まで当たり前にできていたことができなくなり、本当につらい思いをされています。リハビリテーションではできないことを訓練することが多いので、身近なことを話したりお互いの報告をしたりと、コミュニケーションをとりながら患者さんの気持ちに寄り添うことを心がけています。また、他職種と連携をとり情報共有することで、より良いリハビリテーションを提供できるようにしています。豊橋創造大学ではどの先生も接しやすく、分かるまでしっかり教えてくれたり、たくさん相談にのってもらえたことが印象的でした。リハビリテーションは、何よりも人と向きあうことから始まります。これから勉強する人は、大学で先生方や仲間たちとの時間を大切にし、そのうえで学んだ知識や技術を生かしていってほしいと思います。

亡くなってしまう患者さんにも、
その人らしい時間を過ごしていただくために。

2016年3月卒業
福田 実菜さん 愛知県立豊橋東高等学校出身

国立病院機構 豊橋医療センター 勤務

看護師をめざしたきっかけは、3人の祖父母を看取ったことです。苦しんでいる時から意識がなくなった時、そして亡くなる時まで、声をかけ続けてくれた看護師さんの姿を見て、私も高齢者に寄り添う看護の道に進みたいと思いました。豊橋創造大学では、実習やフィールドワークで地元の医療機関とかかわる機会が多く、地域に根ざした看護をしたいと考えていた私にとって貴重な経験ができました。また研究論の授業で、自分の興味のある領域を選択し、深く学べたことも良かったです。将来なりたい看護師像が明確になり、就職先を検討する時に役立ちました。現在は外科・歯科・口腔外科・婦人科の混合病棟で、手術前後のケアや入退院時の看護を担当。患者さんの中には残念ながら亡くなってしまう方もいますが、本人やご家族が納得して、その人らしい最期を迎えていただけるように、身体面はもちろん、精神面のケアも大切にしています。患者さんやご家族から「あなたがいたから安心できた」「ありがとう」と言っていただけると、この仕事をしていて良かったと思います。生命にかかわる責任と悩みを抱えつつ、その分、大きなやりがいを噛みしめながら働いています。

子どもたちの元気な笑顔が、癒しであり、原動力です。

2016年3月卒業
吉橋 采音さん　愛知県立豊丘高等学校出身

湖西市立岡崎幼稚園

豊橋創造大学は先生との距離が近く、深く学べる学校です。ピアノの練習室がたくさんあり、何度も通って練習した思い出があります。また、授業で学んだ絵本ノートは今でも見返して、絵本選びの参考にしています。現在は、元気いっぱいの5歳児クラスを担当。友達と協力して遊びや活動を進められるようになる年齢なので、子どもが自分の言葉で友達を誘うことを促すような援助をしています。やりがいを感じるのは、やはり子どもの笑顔を見た瞬間。運動会や発表会の準備は大変ですが、子どもたちと一緒に頑張って達成できた時は苦労が吹き飛ぶ思いです。誰一人として同じ子どもはいません。一人ひとりの成長に合った支援や援助で、子どもに寄り添える保育士をめざしています。サポートしてくれる先生方への感謝の気持ちを大切に、毎日の保育を楽しみながら成長していきたいです。

人の役に立てるよろこびを、大学の学びを通して知りました。

2018年3月卒業
鈴木 夏海さん 静岡県私立浜松学芸高等学校出身

豊橋市役所

就職のきっかけは、豊橋創造大学の学びでまちづくり活動に参加したこと。豊橋市の魅力に気づき、また活動をサポートしてくださった市役所の方々のように人の役に立ちたいと感じました。1年次から公務員試験の演習やビジネスマナーを学べたおかげで、就職対策も万全でした。現在は、市県民税の計算や市申告・確定申告の受付、窓口・電話対応を担当。書類と向き合うこと以上に人と接する機会が多く、市民の方の疑問に答えられた時にやりがいを感じます。職員と市民の方々に「何か困ったら鈴木さんに相談しよう」と思ってもらえる存在になれたらと思います。

24時間稼働するWebシステムを保守。
地域の安心に貢献しています。

2009年3月卒業
後藤 宏文さん　愛知県立豊橋工業高等学校出身

（株）中電シーティーアイ 勤務

私の仕事は中部電力や関連企業のWebシステムの保守です。365日休むことのないシステムなので、常にアクセスログなどのデータから情報収集し分析・活用。トラブルを未然に防ぎ、安定運用を心がけています。中部電力のサイトでは電気の供給状況や停電情報から、電気料金のシミュレーションやお支払方法の変更まで、暮らしに直結した情報を提供しています。地域の暮らしや社会を支える一助となるかと思うと誇らしく思います。これからは保守の経験で磨いた力を礎に、システムのデザインや開発なども任されるように頑張りたいと思います。