2011年8月5日に「第1回健康科学セミナー『宇宙医学から見た健康科学』」が開催されました。

大阪大学大学院医学系研究科の大平充宣教授を講師としてお招きし、去る8月5日に豊橋創造大学大学院健康科学研究科第1回健康科学セミナーが開催されました。

テーマは「宇宙医学から見た健康科学」。

大平充宣教授は、世界における宇宙医学研究の第一人者であり、ご自身も当時の宇宙開発事業団(現在の宇宙航空開発機構JAXAの前身)が初めて募集した日本人宇宙飛行士に応募し、最終選考7名の中に残った経歴の持ち主です。この選考で選ばれたのが、日本人初の宇宙飛行士3名(毛利衛氏、向井千秋氏、土井隆夫氏)です。

セミナーでは、宇宙とはどういう世界か、宇宙環境の中での人間について知ることから始まり、宇宙飛行による主要な医学的問題点をあげ、さまざまな事例をスライドを使って解説していただきました。特に、宇宙から得られる知見が私たちの身近な健康に関わっていることを、ご自身が実施された実験事実などを交えながらをながらご講演いただきました。

今回の参加者は、本学教員や医療関係者、地域の学校の先生など、約30名。
大学院健康科学研究科よる健康科学セミナーは、今後も定期的に開催され、新進気鋭の研究者や実践者から研究にかかわる最新の情報を入手するとともに、他大学院との交流の活性化をめざしていきます。


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