2022年度の特定研修施設との連携講座(公開講座)第4回が開催されました。

2023年1月7日(土)、「楽しく学んで、健康長寿!」をテーマに、本学理学療法学科と特定研修施設とが連携して開催する公開講座の第4回が、医療法人光生会との共催で開かれ、シニア層を中心に約50人が参加しました。

「認知症と作業療法~住み慣れた家で自分らしく生活するために~」と題して、赤岩病院リハビリテーション科作業療法士の山中健行先生が講演しました。

はじめに山中健行先生は、「認知症とは、いろいろな原因で脳細胞が死んでしまったり、働きが悪くなることで様々な障害が起こり、日常生活に支障が出る状態。アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性型などがある。65歳以上の4人に一人はMCI(軽度認知障害)もしくは認知症といわれている」と解説。そのうえで、「予防には脳の衰えを防ぐことが大事」と説き、「簡単な計算や音読、人との係わりで脳は活性化する」と話し、国立長寿医療研究センターが開発した脳トレ「コグニサイズ」の有効性について話しました。

参加者は会場で「コグニサイズ」を体験。右手と左手、手と足をバラバラに動かすなど、簡単ながら意外と脳を使う運動に苦戦する参加者もいましたが、山中健行先生は「簡単すぎず難しすぎないものを選んで楽しく続けて欲しい」と話し、「この機会に運動習慣を心掛けてください」と呼びかけました。

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