コラム

2010年度 「変革の時代への挑戦」

コラム「変革の時代への挑戦」は豊橋創造大学大学院の各教授により、
時代の変革をテーマに、中部経済新聞にて連載しています。毎月第2水曜日に掲載!

vol1. 環境配慮への"ものづくり"改革 全ての過程で負荷低減を

 今、環境をめぐる潮流の一つに、環境配慮型製品(エコプロダクツ)の増大がある。ハイブリッドカー、省エネ住宅をはじめ、事務用品、OA機器などの消費財においても、環境に配慮した製品が市場に出回っている。こうした背景には、グリーン購入法を施行した影響以上に、市場全体で環境配慮型製品のニーズが高まりはじめたことが要因になっている。このような環境配慮型製品のニーズヘの対応には、設計・開発 段階でのリサイクル設計などによる配慮とともに、使用済み製品にいたるまでのすべての過程を環境配慮型に適合させる対応が必要である。これには、生産者の責任として企業の外部で発生していた様々な「外部コスト」を「内部コスト」として企業内部で取り込む事業対応が要求される。

そのために、3R(リデュース=廃棄物の発生抑制、リユース=再使用、リサイクル=再資源化)の仕組みを製品のライフサイクルの全過程での取り入れ、ICT機器の省エネ化の徹底、SCM(サプライ・チェーン・マネジメント)の徹底、など″ものづくり″のトータルな面から、環境負荷の低減を実践することが必要であり、これが循環型社会の構築に貢献することになるのである。

教授 佐藤 勝尚

専門:ビジネスシステム、マネジメントシステム、技術・生産戦略(MOT:技術経営、イノベーションと経営)、組織戦略・人的資本マネジメントなど

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