コラム
2010年度 「変革の時代への挑戦」
コラム「変革の時代への挑戦」は豊橋創造大学大学院の各教授により、
時代の変革をテーマに、中部経済新聞にて連載しています。毎月第2水曜日に掲載!
vol7. より良いインターフェースが時代を変える 情報化社会とiPad流行
2010年5月28日にApple社のiPadが日本でも発売されました。
モノがあふれる時代に流行に飛びつく消費者心理も熱狂に拍車をかけているようです。
Windows95が発売されるときも、「これ何のソフト?」と聞きながら並ぶ女性がいましたが、情報化社会のすそ野を広げる変化が今のiPad流行に表れているのだと思います。
コンピュータや家電製品のほとんどの製品が「ハードウェアの性能(能力)」に「ソフトウェアで機能」を付加して製品化されています。そのため、その製品の使いやすさはソフトウェアで決定されるといっても過言ではありません。人と機械の中間に存在する画面やスイッチなどをヒューマンインタフェース単にインターフェースと呼びます。
iPodやiPadなどマルチタッチデバイスやジャイロなど機体の方向きを感知するセンサーが搭載され、人の感覚をそのまま操作に活用できます。そのため、人との感覚(認知)と同期した制御を可能にしています。とはいっても人にとっても初めての機能になりますので、人の慣れも必要であるのは間違いありません。ただし、以前より「慣れる」ための努力が格段に少なくなっています。これがパソコンと人の付き合い方を変える原動力の一つになっているのだと思います。
教授 三好 哲也