2012年9月10日に大学院健康科学研究科主催の第4回健康科学セミナー『宇宙のリズムとヒトのリズム』が開催されました。今回は時間医学の第一人者である東京女子医科大学東医療センター病院長・内科教授の大塚邦明先生を講師にお迎えし、生体リズムという視点から健康長寿を再考することをテーマに講演をお願いしました。生体の様々な機能が時間遺伝子により制御を受けているという知見だけでなく、こうした時間遺伝子の機能不全が様々な病態を招くこと等を詳しく解説していただきました。参加者の多くは今後の診療や研究のための新たな視点を得られたのではないでしょうか。