home    豊橋創造大学大学院健康科学研究科 リハビリテーション 看護

研究室紹介

ヒトにとって「歩く」という動作は、非常に重要な能力です。二本の足で立ち、歩くことができたからこそ、両手は自由に道具を使い、言葉を話すことができるようになったのです。しかし、何らかの障がいを持った時、それまで当たり前のように歩き、走り回っていたことが行えなくなります。変形性関節症や、骨折など、筋骨格系の障がいにより関節の可動域制限や筋力低下が生じれば、歩行能力は低下し、日常の生活が大きく制限されることになります。

また、スポーツ選手ではパフォーマンスの低下を生じることで、競技への参加が困難となります。そこで、そのような疾患や高齢者、スポーツ選手などに対し、効果的な理学療法を実施するため「動作解析に基づく障がい予防システムの構築」を目的としています。

研究テーマ

1.動作における関節負荷の研究

  1. 歩行時の股関節ストレスの解析
  2. 臼蓋形成不全における股関節接触面応力の解析
方法の概略

2.課題志向的運動療法の研究

  1. 歩行のための筋力トレーニング手法の開発
  2. ジャンプパフォーマンス向上ための姿勢制御
Drop jump test

3.動作を補助する補装具の研究

  1. 臼蓋形成不全のための股関節サポーターの開発
  2. 変形性膝関節症のための装具の開発
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