学科紹介

生命の尊厳と個人の尊重を基盤とし、
創造性豊かな人間性を形成する

看護職は、あらゆる保健医療福祉の場において、個人や家族、コミュニティーなどを対象に、すべての年代の人に向けてケアを提供します。
本学の看護学科は、2009年に愛知県東三河地域において、初の看護系大学教育機関として開設されました。生命の尊厳と個人の尊重を基盤に、創造性豊かな人間性を形成し、地域で貢献できる人材の育成をめざしています。今回、新型コロナウイルス感染症拡大の状況下で、看護職をはじめとする医療職がいかに使命感を持ち、献身的に役割を果たしているかを改めて確認できたことでしょう。本学科では看護の知識・技術を培い、柔軟に自分で考えケアできる能力と、豊かな感受性と確かな倫理観を備え、地域で活躍できる看護職の育成に取り組んでいます。

看護学科長
蒔田寛子

看護学科3つのポリシー/アセスメントポリシー

看護学科3つのポリシー

アドミッションポリシー

看護学科では次のような人材を求めています。

  1. 多様な価値観を受け入れることができる人
  2. 思いやりをもって人にかかわることができる人
  3. 他者と協働しながら地域社会に貢献する意欲がある人
  4. 高等学校等で学ぶ知識・技能(特に、国語、英語、数学、理科)を身につけている人
  5. 課題解決に向けて思考し、行動できる人
  6. 看護学を学ぶ意志を持ち、主体的に学修に取り組むことができる人
カリキュラムポリシー

看護学科のカリキュラム編成方針は次の通りです。

  1. カリキュラムデザインは一部統合型とし、教科型と統合型の利点を複合させる。
  2. カリキュラム編成の枠組みは、基礎科目、専門基礎科目、専門科目の3つの群に区分し、それぞれの教育内容は、ディプロマポリシーの能力獲得を目指す内容とする。
  3. 基礎科目は、社会人としての教養と共に、大学での学修を効果的に取り組む方策を身につけるねらいと、専門科目及び、それを理解するために必要な専門基礎科目の理解にむけての基盤の位置づけであり、「基礎教養ゼミナール」「情報と言語」「人間と健康」「人間と生活」の教育内容とする。
  4. 専門基礎科目は、専門科目である看護学の内容理解の基盤として位置づけ、「人間の理解」「健康の理解」「環境の理解」の教育内容とする。
  5. 専門科目の看護学の区分軸は、看護が担う本質や役割のもと、対象の成長発達と機能および健康の状態、看護の場の特徴から、9つの領域(基礎看護学、在宅看護学、成熟期看護学、母性看護学、小児看護学、精神看護学、看護の統合、公衆衛生看護学、助産学)に区分する。
  6. 5のそれぞれの看護学の教育内容は、看護の実践に向けて不可欠な目的・本質、対象の理解、および看護の方法を含む、また、この教育内容には、共通的に主要な要素として、「臨床判断力の育成」「地域包括ケアの概念と活用」「情報の活用」を包含して構築する。
  7. 基礎科目・専門基礎科目・専門科目のいずれの科目においても、教育内容に対応した教育方法(講義・演習・実習)を用いる。
  8. 基礎科目・専門基礎科目・専門科目のいずれの科目においても、教育内容に対応した適切な教育評価を行う。
  9. 学生が、主体的にキャリア能力を育成し続けるために必要な学修力の獲得に向けた教育内容・方法を導入する。
  10. 学生が効率的に学修でき、成果が上がることを目指し、基礎科目・専門基礎科目・専門科目の内容を十分精査したうえで、必要かつ最小限の教育内容に精選する。
  11. 基礎科目・専門基礎科目・専門科目のいずれにおいても、科目配列の順序は、体系だった理解が容易になるための配列、時間数とする。
  12. このカリキュラムの各科目の目標・教育内容・方法・評価を明確にするためにシラバスを設ける。
  13. 本カリキュラムの教育内容により修得できる看護職のキャリアは、看護師国家試験受験資格である。また、コースを選択することにより、保健師あるいは助産師の国家試験受験資格も修得可能な構築とする。
ディプロマポリシー

学科の教育目標を踏まえ、看護学科の学位授与の方針は次の通りです。

  1. 看護学を活かして看護実践力が身についている。
    1)看護学の専門的な知識が修得できている。
    2)看護の対象を理解し臨床判断することができる。
    3)看護技術が身につき経験を活かしてケアに活用できる。
  2. 人間、社会、環境、看護を理解し、適切に捉えるために必要な他の学問の知識が修得できている。
  3. 人を尊重し、看護に対して倫理的に志向でき対応できる。
  4. 物事を科学的(自然科学、人文科学)に捉えるための論理、思考ができる。
    1)情報を活用し、分析統合して論理的に判断できる。
    2)疑問や課題から研究へと進むことができる。
  5. 人々と良い関係を持ち、自らも意見を述べながら、物事に協働して柔軟な対応ができる。
  6. 看護や自らの将来を見通し、今後に向けて創造的に、企画、改革に挑戦していく基礎的能力をもつ。
  7. 看護が果たす社会貢献の観点から、国際的な視点を含め、広く地域の健康に貢献できる基礎的能力をもつ。

アセスメントポリシー

アセスメントポリシー
アセスメントポリシーは、ディプロマポリシーで示された能力についての学修成果を測定する時期、方法等について定めた方針である。 ディプロマポリシーの到達状況の測定が主だが、学生個人についての評価、カリキュラムポリシー、アドミッションポリシーの効果検証を含む。

取得できる資格

看護師 国家試験受験資格
看護師とは

主に医療機関に勤務し、患者の療養上の世話や診療の補助を行い、対象者の健康の増進、病気の予防、健康回復への援助を行います。病院に限らず、訪問看護ステーションなど活躍の場は多岐に渡っています。

保健師 国家試験受験資格※
保健師とは

保健所や市町村の保健センターに勤務し、地域住民への健康管理や保健指導を行います。また学校や企業の保健センターで活躍する保健師も増えています。

養成人数:13名以内

助産師 国家試験受験資格※
助産師とは

総合病院・産婦人科病院、助産院などに勤務し、自らの判断で分娩介助を行うほか、産前産後の母親と新生児の健康管理、育児相談など、幅広く母子をサポートする仕事です。

養成人数:6名以内

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